【始業式の植松航一朗校長先生のお話より】       
 みなさん、新しい学年になって張りきっていますね。
そんな元気でやる気のあるみなさんに、校長先生から願いが叶う言葉を贈ります。それは、「勇気を出す」こと。勇気を出して挨拶をすれば、挨拶を交わした人と嬉しい関係を結ぶことができます。挨拶を交わし合うたびに、困ったときに相談したり助けてもらったりする関係に深まっていきますよ。
 そこで、嬉しい関係を結ぶ挨拶の仕方を皆さんに教えます。
難しい言葉ですが、「語先後礼」と言います。
 「語先後礼」は2段階です。
まず、1段階。立ち止まって先に挨拶の言葉(語)を言う。
そして、2段階。言い終わった後で礼をする。
校長先生がやってみます。
1段階。立ち止まって「おはようございます」。2段階。礼。
もう一度やります。立ち止まって「おはようございます」。礼。
歩きながらの挨拶と、どちらが嬉しい関係が始まりそうですか。
比べてみます。歩きながらの挨拶。「語先後礼」の挨拶。
 では、早速、教室へ入って担任の先生と挨拶をするときから「よろしくお願いします」。礼。と応用して下さいね。挨拶だけでなく、学級目標も、自分はどんな場面で勇気を出そうか、「勇気を出して○○を、○○になるまでやり遂げたい」などと一人一人が自分を見つめて決意し、それを持ち寄って決めましょう。
  最後に、校長先生のお話のポイントを絞ります。2つ。1つ目「勇気を出す」ことで嬉しい関係を結ぶこと。そして、2つ目「語先後礼」で嬉しい関係を始めること。ポイントを使って、みなさん一人一人の願いを叶えましょう。ポイントを使っているみなさんの姿に出会えることを期待しています。
  これで、校長先生のお話を終わります。